「目標」という言葉を使う時は、この図を思い出してほしい

今年もあっという間に6日が経ち、仕事始めを迎えた方も少なくないと思います。
週明けから本格的に仕事が再始動するこの時期は、1年間の目標を考えるには、言うまでもなく最適なのですが、今日はその「目標」をしっかり達成するために、思い描いておいてほしい「図」を紹介したいと思います。

この記事を読み始めるまでもなく、画像を見て「ピン」と来た方もいるかもしれません。

目標を達成するために必要なことは、ざっくり3つ。

  1. 現在地(AS-IS)を正確に把握する。
  2. 目標(TO-BE)をSMARTに定義する。
  3. 1と2のギャップを埋めるべく行動(PROCESS)を展開しながら、それをPDCAサイクルで検証する。

 

目標を設定し達成するためには、「AS-IS」「TO-BE」「PROCESS」の3要素が不可欠です。
※現在地、目標、行動という3つの日本語の言葉は、必ずしも英単語の対訳として最適ではありませんが、大意をつかむためのものだと割り切っていただけると嬉しいです。

 

1.現在地(AS-IS)を正確に把握する。
このステップでは、目標を立てる前に、今の自分(あるいは自社)の状態を正確に把握します。そもそもこれをやらずに目標を適当に考えてしまう人や会社が多いこと。
ダイエットの例でいえばヘルスメーターに乗ればそれで現状は一応把握できますし、もっと情報が欲しければ、過去1週間の食事の量や時間などを記録に起こすなどして生活習慣の現状を把握することも考えられます。

 

2.目標(TO-BE)をSMARTに定義する。
SMARTの法則という言葉をきいたことがある人も多いでしょう。
S=Specific(具体的)
M=Measurable(測定可能)
A=Achievable(達成可能)
R=Result Oriented(結果重視)
T=Time bound(期限付き)
この法則にのっとれば、「今年は本を読むぞ!」というやんわりした目標よりも、
「ビジネス関連の書籍(新書含む・新聞雑誌除く)を、月間4冊以上読む」
というように明確な目標にした方がよい、ということになります。

なお、上記の読書量の目標は、「結果指標」ではなく「プロセス指標」と呼ばれるものです。
読書というインプット作業そのものを目標にしているので、会社内の評価や仕事の実績といったアウトプットに焦点があたっていません。
プロセス指標を目標に掲げる場合も、「月間4冊」という数字が、どのようなアウトプットを期待してのものなのかを明確にしておいた方が良いでしょう。

 

3.1と2のギャップを埋めるべく行動(PROCESS)を展開しながら、それをPDCAサイクルで検証する。
最後は、行動あるのみ。でも、ただ単に行動するだけではダメ。
PDCAのサイクルをしっかり回し、行動を改善しながら反復していきましょう。

上記の読書量の場合は、単純に「4冊」というノルマをクリアできたかどうか、だけでなく、
その4冊という数値が、アウトプットに照らして十分か否か?という観点からも見直しをしなければなりません。

例えば、4冊読んでもダメなら冊数を増やすか、4冊の「質」を上げる工夫が必要です。
逆に4冊読んだだけで効果がてきめんであったのであれば、読書以外の目標を取り入れるのも良いかもしれません。

 

3つの要素の関係性をざっくり図にしたのが画像の概念図です。
この図を頭に入れておくだけで、目標がより良いものになり、それを達成出来る可能性も飛躍的に上がります。

2018年、よりよい1年にしましょう。

 

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思考の整理学