10年前、自分の道を拓いてくださった松橋良紀さんと2ショット。

昨日オープニングパーティが開催された「選書する書店 フォルケ」。
沢山のゲストにお越しいただきましたが、その中で、どうしてもご挨拶をしたい!と思っていた方がいます。

それが、松橋良紀さん。

 

このサイトをご覧になっている方のほとんどはもうとっくに気づいていることと思いますが、
私は会計士としては非常に変わった生き方をしています。
(むしろ、会計士はそういう生き方を許容された数少ない資格だと思います)

 

大手の監査法人に勤務していた頃も、監査以外の仕事ばかりやっていました。
監査業務と、コンサルティングその他の業務。

両者の違いは山ほどありますが、
ひとつには、「営業活動の難易度」が挙げられます。
監査業務は以前書いたとおり、法定業務のボリュームが非常に多いので、
・上場会社
・一定規模以上の会社
・私立学校や国立大学法人
こういった数だけお客さんがしっかりいて、
かつ、大手に限って言えば競合相手が非常に少ない。

そしてその競合相手も、抱えている人員以上の仕事を取ることはまれなので、
競合と言いつつなんとなくお互いの縄張りを意識しあう関係にあります。

(多分監査業界にいる人から見たら 「そんなことはない!」
「それは昔の話だ」と思われるかもしれませんが、
他と比べれば営業はずっと楽で監査業界の本当の厳しさは
別のところにあると思います)

いっぽう、コンサルティングその他の業務の営業は、監査に比べるとかなり難易度が高い。
法定業務でもなんでもないので、お客さんは「必要だから」お金を払うのではなく、
「ニーズを満たすために」お金を払うわけで、そのニーズを見つけにいったり、
そこにマッチするサービスを組み立てて提案し、「形ないもの」であるがために
激しい値切りプレッシャーも往なさなければならない。

 

僕は監査法人ではそういったマイナーな仕事ばかりやっていたのですが、
気質は会計士そのものでした。
コミュニケーションが得意なわけでもなんでもなかったので、
「営業のカベ」にすぐにぶつかりました。

そんな中、ある方に誘われて言ったのが松橋さんの「聞き方」セミナーでした。
詳しくは松橋さんの著書をお読みいただきたいのですが(公式サイト)、
人見知りや無口な人でも営業の成果が出る・・・という、いかにも「僕向き」な内容で、
まる一日のセミナーを夢中で過ごしたのを覚えています。

コミュニケーションは「上手」「下手」というよりも、
自分らしく突き詰めるのが正解なんだろうな・・・ということを
その時期から考えるようになりました。
その後、だんだんと自分主導で仕事を獲れるようになり、
それが独立、会社設立に向けた自信にもつながりました。

昨日はフォルケのパーティで事業説明のプレゼンを担当したのですが、
(そのとき起こったことは別途書きます)
じっくりと耳を傾けて聞いてくださった松橋さんは、
やはりすばらしいコミュニケーションの達人だな、と10年経って改めて思いました。

いつの間にか自分もコミュニケーションを教える側に回っていますが、
「自分らしく」ということを自分自身も、
そして受講してくれる皆さんに対しても意識し続けたいと思います。

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