コンサル案件のほとんどは「  」の悩みに直面する

コンサル案件のほとんどは「  」の悩みに直面する

独立してからもうすぐ8か月。

最初のうちは前職のOBの方々のお手伝いなどをさせていただいたり、「ピンチヒッター」「サポート」の役割が多かったのですが、少しずつ自分の名前でコンサルティングやセミナーの案件を取ることができるようになったり、仕事の依頼のメールが直接自分のところに届くようになったりしています。

もう少し頑張って「軌道に乗せる」ところまでたどり着きたいなぁ、と思っているところですが、あまり欲張らずに今任されていることをしっかり全うするのもまた、大事なことだったり。

さて、

僕のコンサルティングの得意分野としては、

「会計」

・特に管理会計と呼ばれる、「数字を経営の役に立てる」ための一連の技術を導入すること

・上記の前提となる経営計画を立案すること

「語る」

・エグゼクティブ向けのスピーチ・プレゼンの指導

・コンペで勝てるプレゼンの指導

・社内コミュニケーションの活性化

「書く」

・上記のプレゼン資料のドキュメンテーションや、その前提となるブレインストーミングのファシリテーション

などがあげられます。

これら以外にも「経営ビジョンの策定」「業務の効率化」「人事制度の改定」などいろいろな案件を経験してきましたが、どの分野でも間違いなくからんでくるのが、実は「人間関係」の悩みです。

心理学者のアドラーは「人の悩みはすべて人間関係に起因する」と提唱していますが、それは企業という組織の中でも、どうやら共通していることのようです。

「経営計画を立てるのであれば、まず環境分析を行いましょう」
といって、

分析の着眼点をこちらが説明し、クライアントの皆様に取り組んでいただくことや、

その後出来上がった分析を見て

「2020年の東京五輪は御社にとってポジティブな要素ですか?ネガティブな要素ですか?」

と、質問を投げかけて思考の活性化を促したりすることが、コンサルティング。

…だと、若手のころは思っていたのですが、

実はそうではなく、その先にある

「問題は…これを見て社長がYESと言うかどうかだよなぁ…」の部分を解決してあげることが、コンサルタントの本当の腕の見せ所だったりします。

だからこそ、コンサルタントを名乗るからにはいろいろな分野に精通することだけでなく、人の発言や行動の「深い」ところ、たとえば

・今のセリフは「本音か建て前か」。
建て前だとしたら、何に配慮した発言なのか。

・今日の参加者の態度が「普段通りか、よそ行きの態度なのか」。
よそ行きだとしたら、それはなぜか。
(実はその理由がコンサル自身にあることも多々ある)

・プロジェクトの本当の指揮者、いわゆる「声の大きい人」はだれか。

・あの人は誰に頭が上がらないのか、どんなコンプレックスを抱いているのか

・社長がYESという要素はどこにあるのか。
経営者のタイプとして「合理性があればGO」のタイプか、
「自分のポリシーに沿っていればGO」のタイプか、
「とにかくやる気をアピールすればGOという」のタイプか、
ほかにも、いくつかパターンがあります。

・・・と、多岐にわたるものを観察する力が必要です。

容易なことではありません。
だからこそ、日々の積み重ねで観察眼を養うしかない。

これからも、日々修行です。